インスタライブのこと

ええと、Reunion25 は 記憶&記録の場所、事実を残すつもりで ずっと手をいれてて、自分の感想はできるだけ排除してきたんだけど、今日はtwitterだけじゃ伝えきれないので少し整理しました。

事の発端は 2020/3/7(土)の午後のみっちゃんのfb

関係しているであろうリンクはこのあたり
https://www.facebook.com/thelodgers
https://www.instagram.com/the_______lodgers/
https://twitter.com/WRIGHTsomewhere/

21:00から インスタライブ(1時間きっちり)がありまして、
そのあとのタイムラインの荒れっぷりがもうね…

以下は彼らを擁護するためのテキストではありません。
ただ、あまりにあやふやな情報に振り回されているので、整理したいこと、自分の思ったことをまとめてます。ある程度のかたまりごとに番号振ってます。

●その1

突然のインスタライブだったから聞けなかったひとも多いでしょう。
twitter上の文脈で判断している人も散見するので、捕獲した音声データをここに置いておきます。(さすがに チョサッケン上 いろいろあるので すぐ降ろすつもり)

11/15以降、本人の声は聴けないって人もいるよね。
リンク先に文字に起こしたのも置いた。
当該のところはできるだけ詳細に起こしたけど、やっぱりニュアンスが伝わらないかも。

●その2

今回の彼の失言について。
まったくもう、ほんと不器用な人だし、何も考えてなくて、ばっかだなぁと思うよ。
今度もし会えたらまず怒るわよ、おばさんはさ。

ただね、1月ごろから強く感じているのは、私とは違う世界の人、違う価値観の人なんだってことです。

『普通の』ってつい書いちゃう自分も本当によくないね、『大多数の』って書き方でもかわらないか。34歳でしたっけね、彼。
まあ、チーバ県あたりだと、高校卒業後、大学や専門学校などを経て、就職、サラリーマンとして働き、30代中期、まあ、中堅どころですね。職歴は10年Over。いろんな世代・出所・出身の人と関わって、世間一般のマナーに揉まれますね、『普通』はね。

でも、彼は15年間 ひたすら NICOに費やしていたんだよな。
曲作り、アレンジ、レコーディング、バンド、ライブ、彼が突き詰めて時間をかけて集中して絞りだして作り出したものに、私たちは恋焦がれていたんだよなぁ。

アーチストってそもそも尖ってなんぼの世界だっただろうし、人と違うことを「オリジナリティ」を求められる世界だし、「普通」は一番離れた価値観として認識されるべき内容だったかもしれません。

あとね、彼のまわりで、社会「ビジネス」的、企業的マナーには触れることがどれだけあったのかなぁと感じることも多々あります。

いつだったか、ニコモバ?お正月ご挨拶ムービーで、サングラスかけてポケットに手いれたまま挨拶してたお正月あったでしょう。
ああいうのがバンドの公式ムービーで掲載されることや、こうしたほうがいいよと助言してくれるスタッフがいなかったのが、ここ数年のNICOの悲劇だと私はずっと思っている。
『普通の』感覚をもったスタッフだったら、あんな終了宣言は絶対に出させないはず。

※こういう点で スタッフ優秀~って感じるのは ドロスさんね。

あのインスタライブは 高校生の小坊主が、あこがれのラジオDJ、あこがれのUKバンドの真似事をしてキャッキャしていると私は受け取ってます。

 いくらテスト配信をしたからって、素人はネットの生中継ツール使っちゃだめ。
一度世に放たれた情報は自分で制御できないんだからさ。
せめてインスタライブ、動画のシェアに関するスイッチはオフにしとけば残らなかったのに、って 録音してる自分が言ってはならんが…

話のながれで「サイドビジネス」って言葉がでたけど(最初にいったのは Devidだね)、ほんとうにサイドビジネスとしてやってたかなぁ?
そうじゃないでしょ? ほんとにみんなそう思ってるの?

ラジオ設定で本職がLondonのバンドですからね、
「ビジネス」って言葉を使いたかっただけじゃないの?

●その3

小坊主の”なんちゃってDJ”で終わってないのは、プロのデザイナーが 世界観作りに一役かっている点。バンド、レーベル、World Tour 告知、じゃあグッズもねと。
https://twitter.com/WRIGHTsomewhere/status/1230082878999891970
あれ ↑ このツイート消えちゃってるなぁ、架空のWorld Tourの告知だったのに…

マーチャンダイジング部門だけは現実の世界でしっかり稼働していますね。

 でも、それはそれでいいじゃん。
買ってくれる人を非難する権利はだれにもないから。

河原さん(あ、名前書いちゃった(^▽^;))のことを 初めて知るかたも多いっぽいので、整理しときます。

ご自身のホームページですね 
・有限会社リンカーン・グラフィックス・ファミリー(TLGF)
https://www.tlgf.com/
NICOのジャケットデザイン 青盤~WHO ARE YOU まではこの方。2016年のイイニコのTシャツとかも。

インスタのハッシュタグ↓(テキストも一緒に見えるからいちいちクリックしなくてよい)
 #河原光 Instagram Posts
https://gramho.com/explore-hashtag/%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E5%85%89

インタビュー記事(デザイナーになるまでの話とか)
河原光 × 宮島尊弘 | Archives(2006) |tinyworld.news
https://tinyworld.shopinfo.jp/posts/4423653

なんでこんなにチェックしてるかって、かねてより大好きなステンシルアーチストの守矢務さんと近しいし、NICO初期に非常に深くかかわっている方だから、ずっと追いかけてました。(アパレルとかも何点かもっているのだ)

デザイナーさんも 世界感っていうのかな、イメージ商売じゃん。
かっこよく見えたほうが勝ちだもんね。
今回のは 書体が好みでなくてね、タイムズローマンが好きです、私。

●その4

ええと、河原さん説明から話を戻すと。
15年、もしかしたら社会人的成長はなく、少年の気持ちのまま、育ってくれて作品ができてたら? よくアーチストに「少年の気持ちで」って誉め言葉のごとく使うときもあるじゃん。アーチストとしては一流でも、あり得ないけど、もし旦那さんになったとして、めんどくさそうな、使えない夫だったらどう? とか想像したらもうおかしくって。

彼らのように、自分の中のアイデア、デザイン、曲、歌詞、を武器にするひととは、住む世界も違うし、私たち一般人の常識は通用しないと思うし、また一般人とは違っててほしい。

そして、それぞれの世界は尊重したいんですよ。厳しい言葉で責めたくないんです。

●その5

 路上ライブでNICO曲歌うなんて許せないって方もまだまだ多く、われらニコクラの分断を招いている彼ですが、私は「本人がやりたいんなら やればいいじゃん」と思います。

 あとね、今回の失言一つで、めっちゃくちゃ厳しい言葉がタイムラインにならぶのは正直辛い。たった1つの失敗を責める社会は悲しいです。

 発言を無かったことにはできないよ。たとえ架空の世界でもね。
でも、もういいじゃん。
言葉は周りの同じ気持ちを雪だるまのようにくっつけていって、大きな塊になる。
大きな塊が怖くて 気持ちを吐き出せなくなる人もいるかもよ。

例えば 路上ライブ。
NICOの曲が聞けて嬉しい人もいるし、いまだ聞けなくて、怒りが先に立って、そんな自分にまた怒っちゃって苦しんでるお友達もいる。

 彼らと同じで、ニコクラさんそれぞれは別人格だもの。
ヒトはそれぞれ違うし、その人の多様性を認めてあげたい。

人に当たるようなタイムラインにならないように、自分も含めて
延髄反応のごとくEnter推す前に一呼吸してもらいたいなと願う
3/12の真夜中なのでした。

「インスタライブのこと」への1件のフィードバック

  1. お久しぶりです。cretです。
    終了の発表(正確にはその前から)ハラハラ、いらいらとすごしていました。
    終了宣言を読んで何処へ向かっていくのか想像もつかず・・・Twitterもやめて長くなりますが最近のツールを使いこなせず怖さばかりが先立って色々と追うことができずにいました。

    そんな中でいつも卓也ママさんの情報は有難く彼らの行動を知ることができました。悪戦苦闘してながらゼンリーを始めて動向もわかるようになったのですが何かするたびに異なるツールを使われるので3月7日の件もザワザワついてるのはわかっても一体何がどうなっているのかと追いきれずだったので卓也ママさんが色々まとめてくださって状況を知ることができました。本当にありがとうございます。

    音楽で食べていくと決心した彼は高校を卒業しメジャーデビューするまでそれなりにあったとは思いますが順調な方だったのでしょう。湾のなかのさざ波程度で荒波にもまれず純粋すぎるのかボンボン気質(悪意ではないです)なんでしょうかね。私も一緒に叱ってやりたい。セカンドビジネスができる人間じゃないって自分で一番わかってると私は信じたいです。

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